時代を超えて残る音楽や絵画など、大作といわれる芸術作品が産まれるきっかけは、案外、安産が多いんだと驚く。
シャワーを浴びてたら浮かんだとか、夢とか、ぼーっとしてたらメロディーが降りてきたとか、脳裏に浮かんだものをひたすら模写しただけとか。そんな大きなことでなくとも、火事場のバカちからのように、本人の才能以上のものを発揮できることは誰しも経験があるかもしれない。
何れにせよ、小手先で技を見せてやろうとか、力技でねじふせてやろうなどととにかく思い上がった考えではそれなりにしかならないように出来ているようだ。
この現象を何かの仕業とか、神がかり的な表現を使う人もいるのもわかる気がする。
そういえばビジネスアイデアや提案は作業を離れたちょっとした時間や電車の待ち時間、バスタイムとか、旅行など心のゆとり時間などにふと降りてくる。
つまり隙間時間だ。
しかし携帯文化の発展で劇的に環境が大きく変わった。
今やスマートフォン、タブレット全盛期。
人は電車を待つ時間も片手に端末を握りしめ、
常に応答時間と、バッテリー残を気にしてる。
LINEなどのリアルタイム性が増した今、
大事な創造の時間はどうなってしまうのだろう。
外部バッテリー輸血状態でスマフォを使うのもいいけど、
たまには隙間時間を奪うものをやめて、
創造時間をあえて捻出する努力が必要なんじゃないなかと。
コメと梅干し、漬けもん、まさに一汁一菜だけで
かつて30,40キロの米俵を担いでいた日本人。
時代は進み、豊食と言われながら病気が増えてる現実。
人は果たして進化しているのだろうか。
昔を超える芸術作品は産まれるのか?
古代人からの挑戦状が、
天から降りてきたような気がした
今日この頃です。(^_^;)