「海猿」原作者 フジテレビと和解! に思うこと

写真 2015-06-07 18 20 02海猿は映画かドラマの長編もので1,2度みたことがある。展開の派手なドラマの一方で、実際の現場は水の中という常に生死と戦う現場。命がけの職業への敬意と、それを世に広く伝えた功績は大きい

あまり詳しくは知らなかったけれど、著作権法などの関連書籍を必死で探していた数年前に、海猿が著作権トラブルになって放送がストップしたようなことだけを聞いていた。

 

今日のYahooニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150607-00000101-sph-ent

あらためて経緯詳細を見て唖然とした。

さすがフジテレビ信頼に値しない企業 と言われることだけのことはある。ニュースによると、同局が事前の約束なしに事務所に取材に来たことや、映画「海猿」の関連書籍が契約書なしに販売されていたという。

Appleストアで落ち込む警備員さん?

Appleストアで落ち込む警備員さん?

そして今回の詫びとなったが、事実容認に3年もかかるのは、その気がないからか、ひどすぎて受ける弁護士がいなかったのか、著作者には逸失利益の損害もあると思うし、どんな和解をしたのだろうか。とにかく著作権法なんて関係ない世界だとわかる。

とにかく、ばれなければ どこまでもやっていたのだ! そう考えると恐ろしい。

同社HPの一番下に描かれている 「著作権」「処罰」という言葉がそらぞらしい。

このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。『フジテレビホームページをご利用される方へ』のページもお読み下さい。

 

突撃取材のわざ!

課長の夢 じゃなく 花鳥の夢

課長の夢 じゃなく 花鳥の夢。本を見てる方が楽しい。

アポなし取材という点でひとつ思い出した。テレビ局の取材をかたくなに断っていた知人が、あるとき驚くべき技をくらい、出ざるを得ない環境をつくられた。実際には、その人が大ファンだったというスポーツ選手を引き連れて突然インタビューにやってきたというから、驚きの手口だ。

あまり愚痴を言うつもりはなかったが、どうしてもそう聞こえるかもしれない。しかし言いたいのは、コンテンツづくりに命を燃やす人たち、製作会社や映画関係者、監督やカメラマン、音声、照明などスタッフ全員が、もう少し著作権法を勉強して対等に契約を進めるべきだと感じた次第だ。著作権法を知らない弁護士も多く、毒薬条項も相手の弁護士にばれない様に入れることも可能だ。

とにかく著作権法上は、二次利用の対価をもらえなくても、製作者側だとやり方があるということ。

 

テレビに対しての信仰を捨てよう!

テレビ局にはびこる どす黒い うんち

テレビ局にはびこる どす黒い うんち

わかっている人も多いと思うけれど、テレビは大勢が見てる という妄想はもう忘れた方が良い。コンテンツ製作能力はあったとしても外部が多く、またプロパー社員、協力会社関係なく、テレビで採用してあげるから無料であっても断れないだろうといった上から目線を感じることがあり(この数か月以内に何度もあった事実)、ほんと彼らはビジネス的常識がない人が多いように思う。(もちろんきっちりした人や、頑張っている人達が沢山いることも間違いないが、それはブラック企業も同じこと)

ラジオ局の何百万世帯が聞いているからスタジオ利用 月額100万円ちょうだい  が優しく可愛く見えるから不思議だ。

 

にしてもテレビもラジオも新聞も1社で各種メディアを抱える不思議の国、日本。警察に対する検察のように、とにかく誰かのミスをたたく社会的役割がないのがいけないと思う。

昔の株制度のように、おいたをする会社には、株の召し上げをして、電波を解放すべきだろう。すべてに巣を張る昔ながらの芸能プロダクションも、新陳代謝を悪くしている。

とにかくJリーグのように視聴率最下位の局を入れ替えするなど、常に生き死に&本気の競争にさらさないといけない。(視聴率計測の仕組事体怪しいのはさておき)

NHKの開局が1953年2月。60年経って人が入れ替わるとこうも質が落ちるとは、企業も人もこれぐらいの年数が経てばリニューアルすべき時期なのかもしれない。といいながら、テレビを廃棄して6年。改善したとしても もう戻らないけれども。(笑)

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