すべての工程に責任を持つオリーブ農家さんがつくったエキストラバージンオリーブオイルの品質が高いのは もはや 当然かもしれません。
苗木を低農薬で育成し、自らオイルを搾油。品評会出展すればなんらかの賞を受賞する。
いや、ひょっとすると、コーヒーのシングルオリジン、シングルドリップ同様、世界中の常識として、農家がコンテスト業界で賞を独占し続けることになるかもしれません。
ひたすら高みを目指す
誰かのデザインヒントをみたわけでなくとも、瓶のラベルに手積みのイラスト活用を思い浮かべる。
新鮮で酸化しにくいオリーブオイルは体に直接摂り入れた方が良いと、先祖代々 受け継がれた話がDNAに入っているから、パンやサラダ、味噌汁、様々なものに加熱せず、体に取り入れるようにする。
その逆もしかり、体に直接入れるから、変なものは作れない。品質に妥協することなく、量を増やすためにもちろん他の安価なものと混ぜたりしない。
儲け至上な業者の場合は、メディアフル活用したPRはうまくても、けっしてコンテストに出品しない。信じがたいことだけれど、安く仕入れたオイルと混ぜものをしたり、トランス脂肪酸などでかさ上げするという噂があるから、この業界恐ろしい。こちらは何度も会って話をする間柄の農家さんだから安心できる。
他と比較することなく、とことん高みを目指して、自らを向上させる。このことが良い商品を作る必須条件かもしれない。今シーズンから提携している戸出さんところのギリシャオイルも、農家さんの手積み。
品質は高く、アメリカ・ニューヨークで開催されるオリーブオイルの祭典2015 New York International Olive Oil Competition (NYIOOC)にて、金賞を受賞しました。
こちらは 色がにごっていますが、ろ過処理をしていないからです。これは品質維持において賛否両論ありますが、自信がないと出来ない行為であることは確かです。
今年はフルーティーさが増えて美味しさUPしています。ぜひ小豆島産と合わせて比べてみてくださいませ。