神が創造者なら人間は破壊者なのかもしれません。
この写真奥のビル屋上には、鳥居の赤が見えます。
屋上にこういったものを置くことは、よほどの覚悟がいると聞きます。なぜならおろそかに出来ないから・・・
実は、この場所は、実は大正ロマンを感じる場所、大阪の船場ビルディング。1925年(大正13年)に完成したレトロな建築物。
当時はオフィスと住宅をあわせもつ大変にユニークで革新的なビルだったようです。
かつてロケで屋上まで上がらせてもらったのですが、まず最初に1Fに入ると、入り口から奥まで、とても天井が高くなっていることに気づきます。この4Fまでのこの吹き抜けは、馬車に乗ったまま入れるよう天井のスペースを空けているようです。
改築をしながらではあるけれど90年もの残ったということは、やはり神さんがいらっしゃるのだと思います。
今日の講義で西洋は権利と義務といった契約の社会。しかし会社であろうと国であろうと、形成しているのは人間。そして折衝も人と人がやっています。
袖振りあうも他生の縁ということわざがありますが、縁で動く以外の何ものでもないと思います。人の道を外れたものは長続きしない。一方で持続するには勇気と忍耐が必要であることも確か。
これからの乱世、需要減に負けず、人の信頼を得続けるために、全力投球し、天にも自分にも真正直にやっていくべきだと改めて学んだ次第です。
前の映像ですが、この船場ビルディング1Fで撮影したスロー文字実験(笑)