ライブ配信セッティング時間を究極に短くする

従来のイベントでのライブ配信は、セッティングに時間がかかった

リハーサルなどのチェックも含めると、理想は前泊してきっちり出来てから、本番を翌日に迎えるということが必須だったように思います。クレーンや何十台ものマルチカメラが並んでパネル出しするような 大型コンサートや商業レベルによっては、もっと期間に余裕をもってやっていますし。

そういった状況は今も変わっていませんが、会場を丸一日抑えるということは本番と変わらず 費用が丸々かかるため、主催者側の負担が大きくなります。一般的な利用用途では、会場側の制約もあって 現地1時間前、もっと短い時間を要求される事もあるでしょう。

当然、全てがうまくいったら30分で出来ると思って準備は普段からしていますが、初めての会場で担当者の技術レベルも解らない状態では、何かトラブルが起こったら 対処できなくなってしまうのが実際です。(専門家が当日不在のケースも多い)

 

iPad と複数スマホだけなら 10分で全部終ってしまう。

合理化を突き詰めてスマホで配信出来るようにすれば有線も這わさず電源供給も大げさでなくセッティング時間が短縮できるのです。

注意がいるとすれば PC使用時、各種バージョンアップしたり、不具合パッチがあったりで、毎回確実にシステムへの影響がないとは限りません、だからこそ そのシュミレーションを事前にやることで、そのリスクを圧倒的に減らしつつ、当日の準備をさらに加速することが出来ると思っています。最悪のトラブルがあった際、報告書提出に 「ここまでやったから仕方ない」という第三者が見て、合理的な対応が出来ていることが必須だと考えます。

そういえば、最近のWindowsのアップデートでNDI接続が全部死ぬといった、身の毛もよだつ とんでもない事態がありましたから、むしろ根幹に関わる部分は簡単にアップデートするべきではないことを、システムエンジニア時代からカラダに刻み込んでいるだけに、この映像時代でも気を引き締めていきたいと実感しています。

ということで、全部を接続して無事、通信が全てうまくいったので、今回の出張ライブ配信は何とか大丈夫かと思っています。

光回線が死んだとしても、 ケーブルが断線したとしても PCが死んだとしても なんでもかかってこい!という体制が完成。(^_^);

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