2007に会社化してから平日も土日も祝日もあまり境がなくなっていますが、やはりこの年末だけは気分が違います。
スマートフォン 躍進のはじまり
一般企業での年度末は3月末とするところが多いですが、当社は12月末、やはり1年を締めくくるこの最後の月は、特別な想いになります。
街では師走の慌ただしさも落ち着き、来年の挨拶とともにお辞儀がなされ、冷たさで空気が張りつめる朝晩は、吐く息も白く、体を清める準備が出来ているような気にさえなります。
会社を起業したのが2007年、スマートフォンの前衛となるiPod Touch(米国では初代Phone)が発表された年でした。Apple社には興味がなかったものの、スティーブジョブスの鮮烈なプレゼン発表を見て、未来を体験するため予約で手にしました。
それからはやくも7年が経ったことになります。
もちろんiPod Toucが出たその後は、アーリーアダプターやビジネスチャンスを見つけた人などたちの反響もあり2008年には国内初のiPhone、電話と融合したiPhone3Gが出荷、以降、性能を強化したiPhone3GSと続いていきます。
なぜこれほど躍進があったか、これは間違いなく、無償で素早いアップデートの賜物だといえます。当時は大きなバグや予告機能以外のパッチでのアップデートをするメーカーはほとんどなかったと思います。これがユーザーが商品を見捨てない良い流れになったのだと思います。何よりもメーカー自身がユーザーと新しい文化を作る意欲がみなぎっていました。
当時のネット事情
当時はイーモバイルなどのPCネットアダプターをWi-Fiルーターの通信部分に接続するハードウェア(Cradlepoint PHS300 Mobile WiFi)が出たこともあり、モバイルの楽しさをいち早く体験したのはとても懐かしい想い出です。
まさに2008年の頃、2000mAh程度のバッテリーとまだWi-Fiルーターと呼ばれる前の姿の(完全一体化していない)ルーターを輪ゴムで固定して、ここぞというところ(自慢したい人にどうだと見せる程度(笑))でネットをすることが一番肝でした。
やがてスマホ(iPhone)が世の中に浸透
電話と合体することにはまったく興味がなかったものの、通信会社が価格をが入ることを知り、心躍ったことがあります。まさに通信会社が土管屋になる最初の一手!
個人的には、新しいもの好きではあるものの、すぐに廃れるものではなく、ずっと使える、未来を創造させる技術やアイテムが好きで、ビジネスにいち早く取り入れたいとの下心もあって、その好奇心をあおっているような気がします。
個人的にはiPhone4Sで打ち止めとなったApple社のiPhoneですが、さすがに2012年頃を初めとした写真フォルダーが溜まりに溜まって、64GBのメモリーを圧迫しています。
iPhoneの写真や動画をさくっと移動!
iClowdやDROPBOXなど、無料のクラウドサービスを使えば、便利に逃がしてやることが出来ますが、やはりプライベートなものを他人の懐に入れるというのは、未だ違和感があります。
ハリウッドなど芸能人のプライベートな写真が漏れて問題になったばかりで、ベンダーがどんなに悪意がなくても、たくさんのお宝が集まるサーバーには世界中からアタックがあることは、今もPlayStation,Xboxなどのネットサービスが襲われ稼働していない現在の状況を見ても明らかです。
そこで登場するのが、SDカードやUSBメモリなどを無線で共有するMeoBankSD。
Androidと異なり、外部ディスクなどの接続が難しいiPhone。iPhoneアプリから写真領域に入った写真や動画などを、まとめて先の媒体に保存できます。試しにUSBのHDDを差し込んでみましたが、電源不足で起動しませんでした。しかし、メーカー非推奨ながらMeoBank本体に、大容量の外部バッテリーを給電しながらだと、1TBのUSB3 HDDや、350GBHDDは問題なく稼働。逃げ場所を確保できました。
ようやくこちらの大掃除も出来たことですし、あとは本当の大掃除に向けて戦略を練ろうと思います。ちなみに初代iPod Touchは今も現役です! |