目に優しく、バッテリー長持ちなスマホ?

過酷な状況に置かれる眼

一般的な撮影では、カメラマンは、カメラ付属の小さな液晶をずっと見続ける大変さがある。そして撮影終了後もPCとにらめっこ。ノンリニア編集ソフトと言われるものを駆使して、実時間の5、6倍もの編集時間をかけて、画面とにらめっこする。

そして極めつけはスマートフォン、タブレット。

image 現代人にドライアイが多くなった理由の多くは、液晶と目の距離がとても近いこと、そして 瞬きをせず、近距離の一点にフォーカス固定して見続けることだと言われている。

カメラの無限大フォーカスと同じく、目で遠くを見る時の、目の筋肉の負担は少ないという。その一方で近い方は、かなり疲労が溜まると言われる。

ドライアイは瞬きが少ないことや、食べ物などの問題があるだろうと推測しているが、液晶を近くでガン見するということは、激しい点滅をする蛍光灯を凝視していることとおんなじだ。

 

みんな目が悪くなる悪循環

imageブルーライトがきつくなって、1年前に私も対応のメガネを買った。残念ながら疲れが減った分、また画面を見続けてしまう。次に目が痛くなる時は酷さが増している。頭痛が激しくなり、10秒と画面を見続けることが困難になる時期が定期的にやってくる。肩こりも相当にきつく吐き気すらする。

聞いた話ながら、今や小学生の クラスの7、8割がメガネをかけているという。我々が学生の頃、メガネの子は少ないがためにアダ名の一部にメガネが入るなど、軽いいじめがあった記憶がある。今や逆とは・・・・

そんなスマホやタブレット向けゲームに誘導して金儲けしようとする企業にも やりすぎ感があると感じる。Apple、Googleそれぞれのソフト販売ストアでは、売上上位の7、8割がゲームというから心理学含めた加熱させ、儲けるエッセンスが盛り込まれていることが解る。 (そういえばApple Storeの「無料」が 「入手」になったのも賠償金を恐れてのことだそうだ。)

役所でさえ、メールアドレスを持っていないと非国民になったような気持ちになると、ある高齢者が言っていた。IT格差の話しは何処へ?!

 

眼を酷使する代償?!

悪いことに、眼が夜遅くまで擬似的な光を浴び続けていると、体内時計が狂うという。寝る前の最低1時間前には、そういった機器の使用を辞めることが推奨されているが、これは、眠気が吹き飛び、不眠症までいかなくても、寝られなくなる悪影響があるらしい。

確かに現代人は、目だけでなく、食も24時間体制でなんらか口にしているから、体が休まる暇がない。そして信号や電車の待ち時間、隙間時間ですらスマホが奪う。本来大切な、ボォーっとする時間。きっと音楽家は音楽を、絵描きはビジュアルを、発明家はアイデアを、天からもらう貴重な時間だったかもしれないのに。

ちなみに21時以降、食べ物を食べた場合、蓄積モードになった身体は、それを蓄えようとする。だから食後、どれだけマラソンしても無駄だそうだ。手っ取り早く、腸をいじめて太りたい危篤な方は、毎日、朝2時のラーメンを食べることが最短ルートだ。

 

紙に戻れないなら電子の紙を!

前フリが長くなりすぎたが、眼に関して少し良いニュースがある。随分前に発表され知っていたロシアのスマートフォンがv2に進化したこと。

2画面搭載のそのスマホは、裏面にE-Ink画面備えており、紙の見た目で目に優しく、5日の読書が出来る。同社のCEOが話したという、何かユニークなものをもってさえいれば、 大手支配の市場であってもチャンスはある という言葉が印象的だ。

その名も「YotaPhone 2」。気になる方は、以下のYoutube動画を見て欲しい。

こういう文化が増えて、眼に優しいものが増えたらいいなぁ。

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