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いのちのイネ

イノチの「イネ」や、イネの妻「イナヅマ」など、主食の大事さと安定的収穫は、残った言葉やお祭りなどの文化で少しは伺い知ることが出来る。

天候に左右される農作業。
隣村は豊作で、自分たちは不作。こうなると、命のためにそれを略奪する戦いがあちらこちらで起こったことは想像にむつかしくない。

しかし、結局生き残った民族は、分け与えたもの達だった。シェアするもの達だけが、リスクをシェアし生き残ったのだ。image

そうなると、なぜ人間は、戦いに不利な白目を持ったのかも説明出来るかもしれない。…常に捕食の危険が伴う野生動物は、当然、視線のわかる白目を持たない。

さらに一人で子供を産み落とせない人間は動物としてはあまりにも無防備だ。この点だけでも人は一人では生きていけない。
実際、チンパンジーは一人の子供を5年かけて母親一人がそだてる。image

人間は出産後、数ヶ月後にまた子供をもうけることも可能だ。

人間の子供は産んで終わりではない。30歳でも子離れできない子も多い。

人間はお婆さんになっても子供の教育にまわる。チンパンジーは、5年後独り立ちするのに。

人間は進化の過程で短期間で子どもをたくさん産み、みんなで国や土地を守り、長く繁栄する方法を選んだのかもしれない。リスク分散のために。

このためにも、コミュニケーションを宿命付けられたのかもしれない。
もちろん見ている方向を伝えて。

洪水、地震、原子力事故、ソーシャルメディア…
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今ほど、人と人のつながりを意識した時代はないかもしれない。

にしてもサクラの周辺
外人さん多し!!

チンパンジー関連参照
http://kosodatemedia.com/archives/693

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