基盤技術）NDIがネットワーク間を繋ぐ
本日、NDIブリッジ実験が完了しました。PC2台に それぞれWi-Fiルーター接続し、独立したネットワークを構築。片側にカメラをNDI接続して、もう片方のNDIネットワークの仲間として 融合出来ました。
NDIはローカルのLANケーブルなら簡単に融合できるのですが、今回はLAN ではなく、ワイドエリアネットワークWANを 越えてあっさり映像ソースを共有できたのです。
ベンダーが出来ると言っているから当然のことなのですが、多少のネットワーク設定が必要なので、慣れていない人には辛いかもしれません。
本テスト画像は、光回線ではなく、Wi-Fiルータ2台で720P、2Mbps程度で実験。少しの遅延で繋がりました。
1億円の中継車を持つテレビ局にも負けないネットワークが出来る。
もちろん、全国のカメラマンがこの通信手段を手に入れて、テストを重ねていけば、全国に散らばる大型イベントでもメッシュ状に瞬時に設定が可能になる。もちろんバックアップも可能だし、重いケーブルが不要なので荷物も軽減できる。
より新しい素材、表現が可能になる。
もちろんどんなにバックア
ップがあったとしても、通信はいろんなトラブルがつきものなので、何があるかわからないけれど、先に実験を尽くした物が勝ち。
トラブル対応は、引き出しの数、そしてそれが実績になる。
設定さえすれば、自分のビデオネットワークに世界中が参加できるのだから、ほんと凄い時代がやってきたのだと思います。
注意事項としては、現在、マックは出来ないみたいなので、Windowsユーザ先行ですね。
通信と放送の逆転は昔から言われていましたが今回は、もう一段高く、突き放した、まさにもうついていけないほどに変わる感じ。思い起こせば、もう一つのインターネット、映像のインターネットともいえる技術だと実感しています。