Vlogという言葉は
ビデオログの略(日常を纏めた動画日記)とも言われるので、紛らわしいのですが、本件は
Panasonic GH5のV-Log Lの話。このモードを使わない方が珍しいぐらい、便利で、当時は有料オプションでしたが、ほんと使えるなぁと感じています。
主な用途は、撮影後の編集で、カラーグレーディングをするときに、露出や色などのミスをリカバー(オーバーしていてもアンダーで暗くても適正露出に戻せる可能性あり)し、より豊かな表現にクリエートする用途に使われます。基本的には映画づくりのイメージを合わせる必要のある時に有効です。
PanasonicのHP Log撮影機能 「V-Log L」
https://panasonic.jp/cmj/dc/g_series/gh5/movie.html
上記説明ページによれば
他社製カメラで撮影した映像と組み合わせて編集する際でも、色合いや輝度を統一させた映像制作が可能です。とあります。
また、V-Log Lは、マイクロフォーサーズセンサー用として最適化されたLog特性で、V-Log と同じLUT(ルックアップテーブル)を利用したカラーグレーディング作業が可能で、12ストップの豊かな階調で映像表現を行うことができます。
より滑らかな諧調の映像表現を可能に
これはほんと体感していますし、元データが派手になっているものは、編集するとひどいことになりますが、これはしっとり滑らかに見えるから面白いです。
快調表現の美しさは、光や影などのコントラストがきつい時に、感じます。
ということで、先日の石光寺さんでの撮影会で一部4K録画していたものを遅ればせながら、編集中ですが、花と雪ちゃんの表現がしっとりしていて、大画面で見ればなおさら、気持ちよい映像になっていると感じます。
みなさんもログ撮影可能なプロ機をお持ちなら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?