たんたんと真剣に誠実にモノづくりを行う企業
それがシグマ社。もちろん製造業はそうでないといけないが、マーケティング側が力を持ちすぎるとバランスが崩れる。
誠実に真剣に・・・これは私が初めて購入した一眼レフSIGMAのデジタル一眼レフSD9を買った時に感じたことから、まったく変わっていない。もちろんボディも質実剛健で重いけど、他のカメラでは決して撮れない銀塩のようなラティチュードの広く魅了される写真が撮れることがあり、多くのマニアに愛されてきた。会津に工場があることもワクワクする。
ブレがない企業はとても強く、そもそも比較という概念がないから、どこまでも突き進んでいく。
気が付けば、フルサイズなのに超小型の動画カメラまで出している。さらには動画機にもフォビオンセンサーを乗せようと四苦八苦しながらも、まだ夢をあきらめていない。
CanonやNikonなど、写真全盛のころの名声にあぐらをかいているのか、殿様商売をしていたのか、ユーザを選んできたからか、最近は息をしているのかもわからないぐらい新参のSONY一強にやられまくっている気がする。
一方で、シグマも精度を要求される映画用のシネマレンズを売っていて、高付加価値で独自の路線を切り開いている。
コロナとSNS含めたネット世界戦のおかげで、ほんとワールドワイドで、いろんなジャンルで戦国時代になった気がする。苦しい時代だけど、チャンスは真面目にやってきたものに平等にやってきた感があり、楽しみだ。