裁縫はボケに良い デジタルな中のアナログ

たまにはアナログ話

大量の小物を整理して コンパクトに詰込み運べるZUCAというメーカーのカートを所有しています。とても骨組みがしっかりしていて、疲れたら平たいてっぺんに130Kgの人間も腰掛けられます。

製造元は小学生の子供がぎっしり重い荷物を持つ負担を軽減したいと思った創業者が作った 米国の会社だったように記憶していますが、メイキャップアーティストおっさんでも使いやすく、多少高価ですがスマートなカートで超愛用しています。

いつも、デジタル一眼レフ2台とレンズ2本を、5つ入る小分けの収納ボックスの1つに入れているのですが、あまりにも詰め込み過ぎて、ビニールが破れてきました。

とても強く作られていたから驚きましたが、使い方が荒かったことを反省。

 

裁縫はまた違う脳を使う

紳士服オーダーの職人先生群を撮影した日に、皮を繋ぎとめる糸と針があったことを想い出し、思わず裁縫しました。

針を突き刺して、あちら側に引き抜いてて往復するのではなく、先端に糸のついた針を突き刺して、あちら側の糸を、針の先の糸のわっかに通した後、針を抜く。この行為を繰り返せば、あら不思議、波縫いのようになるから、破けた靴も、フランケンシュタインながら、何とか生き長らえさせることが可能になります。

とても不格好な裁縫で見せられるものではありませんが、普段接するデジタルとはまた違う脳を使って、新鮮な気持ちが得られた気がします。

ちなみに紳士服オーダーの職人さんは息が長く、最高年齢は80歳越えも珍しくなく、脳と手先に血液を回すことがどれほど健康寿命に役立っているかを物語っています。

コメントを残す