照れワーク 京都勉強会 in zoom 「読書感想文」

京都勉強会ですが、今日から 照れワーク 方式。

宿題の読書感想文「言志四録3(言志晩録)」を忘備録として記載します。

zoomの音声トラブル時はイヤホンつけるか以下参照ください

 

p233
205 艱難(かんなん)の教訓その2
つらく苦しい事は人の心を堅固にする。故に一緒に艱難を経てきた者は、交わりを結ぶことも緊密で、いつまでも互いに忘れることができない。

–>現在がまさにその時である。先が見えない中、それぞれが現状を把握し、原因を考え、自分の命や近い人の命を守ることを真剣に思わせる。ニュースに頼らず、マスクを自作し流用する方法など対策を必死で考え、それぞれが変化している。G/Wに行楽地側が人が来ない様に何万本の花のつぼみを刈り取るニュースを、今日聞いたが、良くも悪くもこういうことがそれぞれの思いで行われている。

ビジネスでも同様。お客さんにzoomでテレワーク時代のビジネスプレゼンをさせて頂いたが、今まで聞く耳を持たなかった人が、真剣に話を聴いてくださることに驚きました。

自粛して終わりではなく、前に進み続けるこの苦労こそ、何かを産ま出すきっかけになると確信しています。発酵パワーが冷蔵庫を開ける、キャップを飛ばして天井に弾け飛ばせる といった生命の躍動はこうやって産まれる。そして苦労した人たち同士、仲間や家族含めてきっと硬い絆で結ばれて離れることはない。

10年以上、バイオの先生に感染症対策を学んできて、フェリー会社や歯科、理容師、掃除屋さん向けに感染対策の洗浄液を出荷している人間としては、まさにオリンピックの今年、それを庶民に感染症問題を広く伝えようとして矢先、何もする必要がなくなったのは、不思議な話でありますが。(苦笑)

不足する アルコール代用可能+感染対策(特殊酵素、手荒れゼロ)必要あればお声がけくださいませ。20リットル(原液100ml *200倍希釈時 )定価 3,024円。


p.237
209 他人をだまさない人はだまされない
他人を騙さないものは、他人もまた騙さない。他人を騙すものは、かえって他人に騙されるものだ。

211 自分を欺かない人は他人も欺くことが出来ない。自ら欺かないという事は、その人の心が誠であるからである。他人が欺くことができないというのは、欺く隙間がないからである。例えば生々とした気が、毛孔より出ているようなもので、その気が盛んであれば外からの邪気が襲うことができないようなものである。

–>

隙があるから付け込まれる。不動の精神があれば、オーラができて、それが威厳となり、容易に近づけない。これは天皇陛下の鏡でもあるかもしれません。

と同時に、これは類は友を呼ぶを思い出しました。
例えば短い時間なら相手に合わせる社交辞令はあり得ますが、zoomなど1,2時間、長い間一緒にいたとして趣味いや趣向が合わなければ耐えかねて、さっさと離れていく。どちらともなく違和感が起こる。

だから騙す騙さないと言った金融詐欺は人の気持ちをあおり、早く事を片付けようとする。長い時間しゃべると、違和感に気づかれる、ばれてしまうんだ。

ウィルスに対する免疫にもいえますね。
三田の方から大阪にやってくる野菜魚を売りに来るおっちゃんがいる。年齢は70歳を超えると言うのに毎日軽トラで大きな荷物を持ってくる。もちろんこのコロナ以上の中で例外無く、半袖でマスクはしない。アルコールは奥さんに持たされているがつけているのを見たことがない。

週に何度か話をしているが、全くもって健康そのもの。病気にかかることもなく何十年と病院に行ったことがない。まわりからは変人と呼ばれているようだが、本当の賢人は肌感覚でみんなわかっているんだ。

p.248
222 人は当(まさ)に自重すべし
石は重いから動かないし、大木は根が深いから抜けないのである。人もこれと同じように自らを重くし、他人によって軽々しく動かされないように工夫を積まなければならない。

–>

エジプトのピラミッドに行った人の話を聞きました。
あれだけ多くの墓が作られたのに、多くは崩れ落ちた。
現存するのは2つか3つのみ、残ったピラミッドの石と石の隙間には、カミソリすら入れないくらい正確な作業がなされている。とても良い仕事をしていることがわかる。我々の仕事もそうでありたい。数百年先も残る良い仕事をしたいものだ。

コメントを残す