難しいはいろいろ面白い

朝から12*8枚の入った大型パネルサイネージ設定を手伝っていましたが、ほんと大変。
毎度書いているように仕様が解らないのにハード接続だけは完了していて、ソフト的にどうやってこれを1枚として見立てて、動画素材を再生するのかが皆目見当がつかない。

本当はレシーブ側の受信ボード複数枚があったのですが、流石に複雑化しすぎて結局、枚数を減らしてシンプル1数にしてもらったのですが、それでも設定は難航し、最後に壊れてもいいやと、特に解らないところの数字を思い切って大きくして、カードに送信したら、縦だけはまともな動きになりました。

最後2列だけはコントロール項目が見つからず、涙を呑んでそこは削ることに。
かなり強引ながら無事1枚の納品可能な形になりました。

 

かかった時間

かれこれ5日マニュアルも不出来で、使う人に不親切な中国のハード、ソフト製品を見よう見まねで触る恐ろしさ、リスクを強烈に味わった次第です。映像経験とSE経験があったからそれでも勘所は働いたように思えますが、片方だけの経験だけなら、無理だったように思えます。

中国側でも3時間かけて出来なかったから当然カモ。コントローラーとディスプレイと各種繋ぎの部品やケーブルがバラバラで、規格も不統一だから、もう誰も解らない、メーカーに近い経験者だけが設定できるソリューション、ブルーオーシャンにも見えて泥船にも見える恐ろしい業界だということだけが解かった次第です。

理由は簡単。業界の発展よりブラックボックス要素を増やして、サポート費用で金をとる算段なのでしょう。

 

まぁ難しいから面白い

という視点もあって、建設的な学びではないものの、野外向けの3000nt(cd)以上の安いディスプレイシステム、サイネージシステムが少し理解出来たように思えます。(笑)

解像度は576*380ピクセルというチープなものですが、案外映るものですねぇ。(下はFHDの映像素材)

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