無料なのにどんどん進化するDavinci Resolveですが、確かv15の頃に出来ていたはずの4096*2160 24Pの出力が出来なくなりました。
もちろん3840*2,160のサイズは問題ないし、有料版を買えば4Kサイズを超えていろんな機能アップと共に進化を享受できるのですが・・・やはり無料版の制限がかかったのかもしれません。
少しだけ忘備録にまとめると
＜4K規格＞
一般的な4KとはITUの規格である3840*2,160（UHD-4K）ですが、映画などのスクリーン向けにハリウッドが決めたDCI規格があって、後者は4096*2160含め、いろんな規格があります。
GH5やBlack Magic Cinema Camera 4Kが凄いのは、この両規格で出力が出来てしまうことで、さらにはそれぞれ進化してフルサイズ後継機で6k対応のカメラが出ていることに驚いてしまいます。
参考までにGH5で4096*2160 100Mbps 23.98フレーム/sで収録すると、54sで619MBになりました。
さすがに出力時100Mbpsそのままにするとファイルが巨大になるので50-80Mbpsでレンダリングしますが、今回、10分56秒の動画でDCIサイズをあきらめ、ITUの3840*2,160 30Pで出力したところ5.95GBになりました。
＜8Kの放送規格＞
7,680*4,320にも解像度がアップします。これは2Kの16倍、4Kの4倍にもなるのですから、すごい話です。（色表現豊かに、コマ数も最大120コマ、HDRで高輝度に）
でもやはりzoomで会議するようなコミュニケーション側の仕組みがなければ衰退するだろうし、やはりテレビは先行するデジタル機器からHDMI出力した表示装置でしかなくなるような気がしています。
総務省の4K放送・8K放送 情報サイト
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/housou_suishin/4k8k_suishin.html
参考資料：４Ｋ・８Ｋの推進に関する現状について
http://www.soumu.go.jp/main_content/000347943.pdf