怪しいメールとか、チャットでチケット修正とか

現代ほど、個人に対してメリットと責任が与えられる時代はないと感じています。

これはつまりツールを例にするとシンプルです。現代のツールは利用料無料のものが多い。企業側は広告の概念、個人情報が売れるおかげで成り立ち、ユーザはそのツールを使って、元手ゼロで直接・間接稼ぐことが出来るんだから双方のメリットは大きいでしょう。

 

一方で責任の話

毎日やっている人と、そうでない人、登録者数が多い人と、そうでない人など、多少の重みづけはありつつ、記事タイトルやサムネ画像とタイミングで突然 バズる ということがある。つまりアクセスが急増するという意味。ものが売れたり人間にスポットがあたったり、いずれにせよ メリットの場合と、逆に炎上というデメリットは表裏一体で存在しています。

しかしこれだけ大勢の人が売り手や、書き手、発信者になれる一方で、大きな土俵の中に、小学生Youtuberのように世間知らずの子供や、何を考えているか解らない人や、犯罪者が混じっている世界の中にみんながひしめいている、しかもセーフティーネットがあるようでない と考えると恐ろしいです。

 

例えば銀行のカスタマーセンターからの案内状

だと見せかけた情報を届けて、うっかりリンクを開かせて怪しいサイトに誘導したり、詐欺パスワードを盗んだり、Googlemap上に魅力あるピンを立てて 誘導したりする悪の釣り竿がいっぱい垂れ下がっていると考えると、考える力がない子供や、IT音痴、メールの中身で真偽を見抜けない人は、一瞬で失ってしまう可能性がある。むろん誰しもが被害者の可能性あり。維新が進める世界最大のギャンブル施設以上か。

 

先日Amazonプライムセールで

カメラの値付けに誤りがあって、数万円で数十万円の品をゲットした人が多いという事故がありました。現代は明らかに価格ミスといえる設定ミスは、免除されキャンセルされることもあるようですが、セールだしね。価格ミスのハンターのような人が拡散する流れが出来ているようです。まさに世界のAmazonであっても、ヒューマンエラーだけはどうしようもないわけで・・・

 

年金や仮想通貨についても同様

国や企業を盲目に信じていたとしても、ある日突然、預けていた投資が暴落しました。盗難に遭いました。調査期間中、しばらくお待ちください で口座から一円も出せないという事故があったらどうするでしょうか? 実際、金を刷りすぎて実質経済の5倍ものバブル状態が世界中でくすぶっていて、ドイツのGDPの10倍を超える負債をドイツ銀行がかかえていて、中国含めて世界中を巻き込んだ大恐慌、リーマンショックの10倍ともいわれるショックが懸念されています。消費税増税がスタートする今年10月に。こうなるとただでさえ年金は毎年運用会社に1兆円づつプレゼントしているのに、2/3を失うとされているのですから恐ろしい。

 

メールアドレスミス

チャットで担当者とやりとり

今日は飛行チケットをネットで買ったのに、確認メールが来ず、チェックするとメールアドレス1文字ミスっていて冷や汗をかきました。偶然、問い合わせ番号をキャプチャーしていたから、無事、購入した証拠は確保しましたが、未来はヒューマンエラー一つで大ごとになる予感がしています。自動運転しかり。

その関連で言えば、せっせと毎日、記事や動画をたくさん投稿していたとしてバックアップなしでFacebookやTwitter、Youtubeのみにデータを蓄えていたとして。

それが5年後全てふっとんだらどうするだろうとか、事実無根のペナルティを受けて止められることもゼロではない。とにかく仮想通貨であれば元締め次第だし、SNSならベンダー次第だし、コンテンツをブロックされたり、それで飯を食っていた人がある日突然、食えなくなったり、一瞬で海外から口座のお金を持ち逃げされたり。

恐ろしい自己責任時代に向けて庶民はいったいどういう防衛が出来るだろうかと 蒸しかえる今日、心が寒くなった次第です。

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