大きな国の行く末を決める岐路

大きな国の行く末を決める岐路2019年7月21日は参議院選挙でした。

投票所で、ボールペンを使えるかと聞いたらNOと言われたので、鋭くとがった鉛筆をおりながら太い字で候補者の名前を強く書きました。(改ざん防止)

思ったより期日前投票が多かったこと、投票に行った若者が少なかったことが大阪は維新、全国では自民圧勝につながったみたいで、自分たちの金儲けではなく、対米自立や消費税減税など、良い方向にしようと真剣に動いた候補者たちの思いが叶わず無念です。

無念といえば関西の財産がまた失われた事件。京都アニメーションで起きた不幸。火災があった当日、NHKが取材予定だったようです。会社側はキーパーソンを揃え、セキュリティを緩めていたそうで、偶然にも30分前に事件が起きてスクープ映像が撮れたようです。

 

新しい格差時代の到来

今後、消費税がさらに上がり、単純労働として移民が大量に入り、一晩で財産を失うカジノが出来たりして、難しい時代がやってきます

いろんなものに飲み込まれないためにも、学び続け、やばいものを食べないようにし、人の役に立つビジネス力を高め、歳出を最小限にとどめ、病を防ぐ行動を心掛け、絶対的な格差時代への備えが必要だと思います。

ということで、勉強会での読書感想文です。自身の忘備録に。

 

言志四録(二)201から255の感想

p.246 「212 老人の話はよく聞け」
老人の話はいい加減に聞いては良くない。聞いたら必ず書いておくがよい。また、薬の盛り方を聞いた場合も箇条書きにしておくが良い。人の役に立つことが少なくない。

付記.
老人の話を聞く事は、金をかけずに経験したことになる。ある人は、「学問はすればできるが歳は取ろうとしても取れない」と言ったのは含みのある言葉であると思う。

ーー>現代は老人をお年寄り扱いするが、聖(日知り)、翁という人たちは人育てに関して、金儲け、下心はほとんどなくなっているから、生きてきた証含めて、真に使える生きる知恵がこもっていると感じています。

後半の薬の盛り方 を箇条書きにせよ とは面白い。そんなに昔は複雑だったのか、漢方だからか。それぞれの薬用を知るということは、個別の病や、別の痛みなどにも役立つからでしょうか。

p.261 「229 常にニ案用意せよ」
器物は必ず正副2つあると、(一方が突然損じても、他方を用いれば良いから)使うのに事欠くことがない。

これと同じように、1つの事件を処理するにも2つの方法を用意しておいて器物に正副があるようにすると、うまくいくものだ。(万一第1案がうまくいかなければ第二案で処理すると言う意味)

ーー>一方が突然損じても、他方を用いれば良いは 本当体感しています。

銀行コンピューターのホットスタンバイや、データ二重化、注文のfaxとメール、地震時の決済をデジタル/アナログにせよ、ビジネスにせよ、ほんとそう思います。と同時に、二つが融合して一つになり、また、別の案が出てくることが、本当の進化だという気がします。

一方で仮想の世界。GORDの5倍にもなるという預かり証(お札)は、刷りすぎて、実体経済と、かけ離れすぎた。これをさらに、ごまかせる、他人のものを、たやすく盗める仮想通貨だけは手段にしては、いけないような、気がしますが。Facebook通貨に対する蔵相会議は何を議論したのでしょうね(笑)

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