祇園祭のUstream中継で思うこと

祇園といえば京都、その京都は祇園祭り真っ最中

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高画質配信

今日はそのKBS TVが祇園中継をやっていたことを今度のUstream収録の現場テスト配信に出かける直前に発見しました。

最初はPCで閲覧していましたが、解像度不明ながら、Ustreamでの最大値MAXの1280*720(HD画質)だっただろうと思っています。

とてもキレイな画像。固定3カメ+フィールドカメラという感じで、心地よいスイッチングが双方向のコメントにも現れていました。祇園祭UstreamKBS2

見たくても30万人、40万人が集まる場所には行きたくないという人も多いしょうから、とても大きな役割を果たしていると思います。祇園祭UstreamKBS6

祇園祭UstreamKBS5

そんなこんなで、出かけた後も気になって、iPhoneで地下鉄中央線での移動中も見ていましたが、画像はまったく途切れることなく、快調に走りながら見える動画の不思議を改めて感じました。

 

地方からの発信が加速する

あらためて感じたことは、東京一極集中はもうなくなるということ。特にデータ通信&インフラが安くなった今、地方自身が閲覧者に向けて発信することが出来るということ。

今までは、地方のコンテンツを東京に集めて、咀嚼して、スポンサーなどのニーズに合わせていろんなカタチに編集していたと思われますが、お祭り好きな人間には短い尺では物足りなかったはず。その部分をケーブルテレビやCSなどの放送局が担っていた部分がさらに、UstreamやGoogleLiveという土台を使えば、誰にでも直接発信できる時代になることを感じさせてくれます。予感させてくれます。

なぜ2度言ったか。(笑)あまり意味はありませんが、たとえば 近所のお金持ちが「私の変わりに行ってきて! 特に私の好きなアングルと素材を収録&配信して!お金はこれだけあげる」 と言ったら?? そしてそれがたくさんいたら??

そのトータルギャラがカメラマンの気持ちに寄り添っていればいいだけだと思いませんか。ポジションなどの問題もありますが、ニーズを集めれば小さいながらも、ビジネスに、そしてマスになると思われます。

そして都心よりも田舎の方こそ コンテンツはある。もちろん実際には都心の方にコンテンツは多いと思いますが、撮影者の競争という意味では、人口密度が違います

仮に都会でUFOを見つけたとしても、一人だけが撮影することはまれだと思います。

つまり売り込んでも価値にならない。

しかし、それが田舎の特派員が直接見せて、それがチャンネルとして繋がっていれば、本部はどこにあっても関係ないことになります。

ネットのメリットは間違いなく、閲覧数が見える化されていること。そしてユーザのナマのコメントがダイレクトに素早く入ること。テレビやラジオ局が提示する視聴率に、言われるままに何千万円を払うより、直接ネットで確実な閲覧数やUstreamでいえばチャンネル登録数が見える方が、価値があるという会社も現れるかもしれません。

またテレビ局支局との力関係も変わるかもしれません。このコンテンツはうち独自にネットで収益を上げられるので、親会社・本社であっても今までの3倍でお売りします みたいなことも可能と思います。まぁコンテンツと配信料をもらって地方配信だけのところはダメですが。


 

800kbpsでの配信テスト

電車の中でUstream中継をiPhoneで閲覧した後、今度はこちらの出番

今回、UstreamはやめてYoutubeLiveでの配信テストを実施。先のUstream中継の画質を比べたら、特にiPhoneでの画質を見たら圧倒的にこちらの方がキレイでうれしかったです。Ustream実験4

「配信レートが高けりゃ当たり前」という声が聞こえてきそうですが、うちは映像だけで800kbps

恐らく通常は1Mbps以上、720Pなら2.5Mbpsは使うであろう帯域。ということで大手は業界大手の言いなりに高価なシステムを導入するが、技術革新の世界ではUstream実験3、素人の方がチャレンジ精神が豊富で、保守や信頼性などの部分を度外視することもあり、結果的にコストパフォーマンスが良かったりします。

こういう積み重ねが、儲からないとされるネット文化でのビジネス上、大きな差となっていくでしょう。

とても楽しみである。今回の画像は映画のような配信をイメージ。

Ustream実験2 Ustream実験1

 

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