ITと映像が作り壊すもの

2000年から20年で劇的進化

上司が情報を囲い込み、部下に小出しにするなど組織の風通しや弊害が多かった企業活動が、ある種組織フラットになると期待された電子メール文化。それが2000年ごろからグループウェア化し、チームのコラボレーションが主になる。

それでも便利なITの到来時代の最初の恩恵は、どちらかといえば手紙のやり取りに近いバッチ文化。作ってから送る。届いてから見る。返すという文化だった。考える時間があった。しかしそこから、ネットの商売が始まり、やがて次はリアルタイム系にシフトしてゆく。

まさに今はトランプ大統領のTwitterのごとく、世界を超えて外交を行うツールも出現し、リアルタイムに丁々発止できる。認証済みTwitterアカウントは1日に最大1、000アカウントまでフォローできるとのことで、欲しければ欲しいだけ直接・間接に繋がり、切れる時代がやってきている。じっくり考える余裕などないように急き立てられる

ある種、破壊と想像の最終版として期待されるのは、やはり動画生中継やリアルタイムの双方向の会議システム。声も映像も、資料も使える感情豊かな表現を、立場も国も時間さえも超えてダイレクトに伝えられるようになったことは劇的だ。

 

作って公開が容易くなる

手前みそながら、糖質分解するお漬物で糖尿病も癌もさよなら?! という動画すら自前で出来てしまう。薬機法(かつての薬事法)上 言えないこともあるけれど。

となるとかつての企業上司のように、新聞やテレビ、ラジオ、雑誌というある種情報を一次受けし、料理されたものをから食さなくても、発信者から直接ダイレクトに伝わることで、色のついていない生の情報がストレートに入ってくるということ。

もちろん生の情報は鮮度が高くても、食べて毒がないのか、それが正しいのか、何を意図しているのかなど、受け手がある程度の知識があって、判断できなければ、むしろ危ないこともあって、国民すべてが今まで以上に生きるため学ぶすごい時代がやってきたんだとかみしめています。

少なくてもTVを主戦場とする芸人の職がなくなる

高止まりした生活維持のためには、公序良俗違反であろうがなりふり構わず利益を得ようとする流れは、これからむしろ自然であります。吉本興業側が関与したかどうか不明ですが、もしそうなら 通常以下のような反社会的勢力関連の契約が買わされているはずで、違反すればあらゆる契約が破棄されますから、お笑い芸人11人を、当面活動を停止し、謹慎処分にするなど、しっぽきりがあって当然だとは思いますが、真実の程は解りませんね。

契約書の一例(法令遵守・反社会的勢力との関係遮断)

  1. 甲および乙は、甲および乙の業務に関する関係諸法令を遵守し、各法令の趣旨を最大限尊重するものとする。
  2. 甲および乙は、個人情報保護に関する法律および経済分野におけるガイドラインその他の個人情報にかかる関連法令を遵守するものとする。
  3.  甲および乙は、自社、親会社および子会社並びにその役員および従業員が本契約締結日において、次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約する。
  • a 暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から 5 年を経過しない者、暴力団準
    構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標榜ゴロ又は特殊知能暴力集団
    等、その他これらに準ずる者(以下「暴力団員等」という)
  • b 暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有する者
  • c 暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有する者
  • d 自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目
    的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有する者
  • e 暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしている
    と認められる関係を有する者
  • f 役員又は経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき
    関係を有する者

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