大和言葉 爪=詰め=おしまい

令和初の万葉集からとったということで喜ばしい限りですが、中国から入ってきた漢字があてがわれたために、昔の大和言葉の真の意味が変わっている言葉も多いということをご存知でしょうか?

ある人とツメの話になって、ふと原点を大和言葉で調べると、とても奥が深いことが解りましたので、列挙します。

つめとはおしまいの意味

詰め将棋、橋詰

この「つめ」と、指先の爪とは同じ。
つめが、詰まる、詰めるへと変化する

すし詰め、指を詰める

子供の「指きりげんまん 嘘ついたら針千本飲ます」指切ったという掛け声の真の意味(恐怖)は、実は針を飲ますことよりも、指切ったが怖いのです。

つまり指=命。指は身体の一部でありながら命そのものと考えられていたようです。約束破ったらどうなるか解ってるやろうな・・・と命を賭けた誓約の証。ヤク*屋さんが指を詰めるのは、肉体の一部を失うだけでなく、死んでお詫びするという意味があるのです。

さらに深い意味として、古事記にスサノオノミコトが悪さをして追放される時、死んでも伸びるヒゲ、爪を切られるというシーンがありますが、このことこそが真の絶命の意味を表します。

大和言葉は奥が深いですねぇ。

今日はモンゴル料理とサクラ写真(笑)

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