スマホ写真とデジ一写真、そしてサイネージ

全てにピントが合って、正確な色再現が出来る。何よりも目の前で起こったことのシャッターチャンスに強いことがスマホ写真の強みだと感じています。

一方で一眼レフの写真は、遠くのものを引き寄せ、ピントとボケを同時に見せられ、レンズやRAWなど色表現も構図も自由度がある。

つまり、両社の違いを簡潔に言うと全部にピントが合う=状況説明のスマホに対して、ピントを見せることで撮影者の明確な意図を魅せる=作品という構図になるのが一般的なんだと思います。個人的には後から見返して嬉しいのはやはり一眼レフか。チェキやピンホールカメラなんかの偶然撮れたものが印象的なのはリアルすぎないからか。

最近のスマホ

お尻に入れられないぐらい巨大化していて、かつシステム手帳のような折り畳み式のケースに入っていることから、シャッターチャンスは失っていると感じています。

写真のOUTPUTという視点では、使われ方も最近は大きく変わっています。進化を感じることが多いのは、デジタルサイネージ。写真も動画も超高解像度で表現可能になっていて、既に高級雑誌のようなデザインレイアウトすら伴って、サインの機能は維持しつつ、縦長ディスプレイを活かした動画も写真も文字も自由にデザインされ、それが時間軸で変化することで、テレビでも映画でもない新しいビジュアル表現が可能になっていると感じています。

写真は2枚のパネルをなんばパークスで発見。キレイすぎて思わずガンマンのようにiPhone5SEスマホをお尻ポケットから取り出して撮影した次第です。

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