Youtubeからの謎の中国語のコメント

Youtubeも英語だけでなく、中国語でのコメントが入るようになって、なかなか不思議な感じを受けます。郷に入っては郷に従えを知らないと思っていた英語圏の人もそうですが、中国語の場合はまったく解らないだけに余計そう思ってしまいます。

ある種道場破り的であり、今後は自国の歴史を本気で知らないと、バカにされると確信した次第です。

 

今日Youtubeに付いたコメント

說實在話皇帝住的真的很寒酸,也看的出當時皇室真的沒什麼錢
正直に言うと、皇帝は非常に貧弱に住んでいました、そして私は王室には本当にお金がないのを見ました。
(Google翻訳)

特別公開があった去年2018年の4月初旬に京都御所に訪れ、その際の動画をアップしたのですが、それが貧乏、貧弱だと笑っているのでしょうが、「陳は国家なり」といったルイ十四世の国や、政権が変わったら貴重な朱子学を全否定して燃やす国とは根本が違う天皇の国でありますが、やはりその理念が伝わっていないのだと知りました。

 

自然に王になって民のために天道を行く天皇

天皇の”皇”の字は、上が”自”で下が”王”だったようですので、天皇=民の幸せを願う天道を 自然と王にされた方が行う わけで、土地も、個人情報も国のものとされる中国人からすれば、考えられないのでしょう。

一応、Youtubeコメントには、Google翻訳で以下返信しておきましたが。

動画閲覧ありがとうございました。皇帝ではなく天皇です。皇帝は力で抑えつける覇者です。天皇は民の幸せを一番に願う自然に選ばれた王です。

仁徳天皇時代に、難波高津宮から遠くをご覧になられて「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ「向こう三年、税を免ず」とされたこと、そして3年経ってかまどの煙を見て「われ富めり」と国民と共に自身があるというまさに君主の道を行った人がいることなぞ、考えも及ばぬことでしょうね。

そういえば、偶然、交差点の支柱に忘れ物のバックがありましたが、誰もが手に取ることなく、放置している様子を見て、民の方にもまだまだ救いがある。これが異文化人が多く入ってくると、災害で並ばないとか、落としたものも戻ってこないんだろうなぁと思わず国の行く末を考えさせられた次第です。

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