2012/06/30 の古い映像....
映像関係者 必見の映像だと思った。
もうご覧になられた方も多いかもしれないけれども。
しかし卑怯である。
話初めから目じりに涙がある。
まるで大きな覚悟をきめた後のように自分の生い立ちを話し始める。
おばあちゃんが登場する。
自分が何者か、何をするために産まれたかわからなかった。
そんな大きなテーマの問いかけをする。
そして映画の切り口に入る。
何もかもがスムースだ。
そのスムースさを感じさせるのは何か。
それは一言一言を、かみ締めながら
誰にでもわかるような簡単な単語で、
しかも、視聴者がごくんと飲み込んだ後に
タイミングよく、次のフレーズが出てくる。
こんな監督がいたら
いっしょに仕事をしたいと
思うに違いない
ネタバレになってしまうので
これでやめるけれど、
映像関係者は、ものすごい言葉の武器をもらったような気がする。
これを見たせいで、思わず 夏に撮った映像を編集してしまった。おばあちゃんと孫とひ孫である。懐かしい思い出の公演で 幸せなシーンにめぐりあえた。いったいいつまでこういったシーンが見れるのだろう。