国内最大の無料インターネットテレビ局を運営するAbemaTVですが、もちろんその母体はサイバーエージェント社。テレビ事業は大赤字でも、本業のネット広告ビジネスなどでお金があるからか、怒涛の企業買収をしつつ、サービスを統廃合しないで、ほったらかしといううわさもある同社ですが、生中継のサービス「FRESH LIVE」も人知れず終わったようです。
無料だし、企業活動だから先が見えなければ損切はいつかやるのが当たり前ですし、２０１６年１月２１日－２０１９年２月１２日ということで、３年続いたから上出来なのでしょうが期間後の無料配信はもちろん、アーカイブも含めて見られなくなるようで、生主（なまぬし）の人は戦々恐々というより、やるせない＆諦めの一方で、ツイキャスやYoutubeLiveなどに移転するしかなさそうです。
さすがに有料サービスをしていた番組もあるので、そこはまだしばらく続くようですが、いくら無料だからといって、配信者とユーザの関係は発生していたわけで（知人も被害者の一人）「大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきたくよろしくお願い致します」と、さらっと言われても悲しみしか生まれない状況が見え隠れします。
UstToday
結局、国産は良いものを作ろうとする日本人がいる限り、性能や使い勝手は良いものになるに違いないのですが、買っただけなら魂は入らないし、そもそも世界マーケットで見ると小粒なのでやはり淘汰されやすいのかもしれません。それよりも何よりも、徹底的にユーザに聞いて、使い勝手などを即座に製品、サービスにフィードバックする技能は、本来日本の得意技でしたが、既に外資側の方にその軍配が上がっていることも負けやすくなった大きな理由かと思います。
これぐらいの浅い根拠程度しかありませんが（アメブロが急遽 商用利用不可になった事象があった）、サイバーエージェントさんサービスを使用するのは多少リスキーかもしれませんね。あくまでも記事投稿者 個人の感想です。（笑）