カラークリエイティブをまとう

心理学的にも平均的男性は黒や銀、グレー、茶、青を好むのに対して、女性は赤やオレンジ、特にピンクへのこだわりを持つ人も多くカラフルに日常を彩りたいという欲求を持つ人が多いと言われます。

恐らくそれは、原始時代の役割がなせる業であり、潜在的に脳みそにリンクしたものがあると思います。

 

原始的理由

男は狩りをするから、足が速いとか力が強い方が良く、それよりも何よりも動体視力が必要です。そもそも獲物の中に、孔雀や熱帯地方に住むカラフルな鳥のような色を持つ生き物が少ないから、色に興味がないのかもしれません。

女は十二単(じゅうにひとえ)ではないけれど、自身を綺麗、かわいい、美しいと魅せるアイテムを身にまとって、殿方にアピールする必要があったから、カラフルさは必須だったと思います。

ちなみに若い女性が黒色を怖がるのは、力が弱く、経験が浅く、暗闇で襲われる恐怖が心理的にあるのだと思いますし、そういう意味ではゴキブリの出現は狂気の沙汰でしょう。

現代人から見ると異様で怖さを感じるお歯黒ですが、あのころは歯並びや変な色を隠す以上に、口腔衛生的な予防効果があったようで、機能性vs感情のせめぎあいを感じます。

ということで、男だけれどカラフルでもいいじゃないかと、カラーコーディネーターに「ノン!」と切り捨てられそうですが、人生初の茶、黒以外のベネトンばりのカラフルな財布をゲットしてクリエイティブをまといたくなった次第です。染色技術の関係で雨や汗などで色移りリスクだけが心配ですが、財布に箱がついてきたり、ダブルチェックの印鑑があると質が何割も向上したように見えるから良いですね。(笑)

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