撮影して編集してアップするのサイクルを早くする

動画生中継で凝った編集画面を表示できる段階でもう十分、映像の編集スピードは上がり切ったと思いますが、当然、撮影して編集する場合も同様で、ニュース系なら撮影してすぐに編集してアップするという工程は、軽い作業となりましたし、もう記者が兼ねているケースも多くなっています。

もちろんテロップ処理があったり、ボカシ不要なカットを探して消す必要がありますが、例えばテロップはSRTファイルなどで別人が作れば、分散できますし、Youtubeがアウトプット先なら、テキストファイルのまま、後編集できる形でアップできますから、先に動画だけアップしてしまえばいいのだから面白い時代です。

ますますこのような合理化は、プロだからこそプロの仕事が極まるという結果になっており、これはそのままビジネススピード=利益に繋がりますね。

 

しかし4Kとなると

まだまだカメラも豪華だし、データ量も多く、リソースを使います。編集もデスクトップを駆使することも多いようですが、すでに実験では、リアルタイム4K編集ログファイル撮影したデータを、モバイルでカラグレしつつ、仕上げることが可能になっています。もっとも電源は必要だし、重い電源アダプターと100W越えの電力も必要なのですが、プロクシファイルを使わず、リアルタイムというのは大きなアドバンテージだと思います。

さすがにジンバルを使った撮影では、ワンカットで撮った映像から4つも5つも使える素材が取れるから、何回かのベストショットを選んでいくと編集も一筋縄ではいきません。また人物や映ってはいけない施設ブツ機密情報があった場合は、いっきに編集スピードが落ちるから悲しいですが(第三者のチェックも必要)、4KのYoutubeライブ配信もチラホラ出てきている今、とにかく4K編集はもうモバイルでやらなければ、勝てない時代になったと実感しています。

ということで、先日の京都 金福寺での4K紅葉動画アップします。松尾芭蕉、与謝蕪村の芭蕉庵 藁ぶき屋根がしんみり、わびさびまつりです。勤労に感謝です。(笑)

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