昔から役所がやることは画一的でつまらないものが多いのですが、その理由として、子供からお年寄りまで住民平等の精神があるから運用や失敗リスクが大きいことが言い訳でした。つまり新しくて良いと解っていても、国で一番乗りをするところはまれで、結局、どこかの成功をぞろぞろ訪問し、飲み食いメインのヒアリング行脚して、エキスを学ぶということが所管の技。金を使わずアイデアで はまず 概念がなく、印刷代なら予算出るからと 小さいことをこつこつと。
まさに担当者は失敗減点による昇進ストップを避ける主義&横並び万歳だから、特殊なことが出来ないという理由もありますが、実は本当は、役所に入る理由が??なプロパー職員気質が関係あるような気がしています。
田舎の役所はすごい
田舎はハングリー精神というよりハングリーそのものなので、民間より頑張っていて、民を上昇方向に引っ張るような雰囲気を持つところも多いのですが、結局は放っておいても人や企業が集まる都会には、知恵が集まりにくいのだろうと思います。
まぁ100歩譲っても、それは日本の中だけにしたいものですが、今日衝撃が・・。なんと首相のおひざ元で実習期間を残して解雇されたフィリピン技能実習生が100人近くいるといるニュースを見て、これは気持ちよく働きに来てもらうどころか、恨み辛みだけが醸成されるように思えます。
この記事はあくまでも氷山の一角でしょうが、大企業も役所も政治も、弱い立場の人間に思いを寄せなければ、いずれ一斉購買拒否や、移住拒否が起こりそう。聖徳太子の十七条憲法理念の時代は世界中の人と良い付き合いが出来ていたのに・・・少なくてもオリンピック以降の日本離れにだけは繋げてはならないと思うわけで。写真は、観光立国を助けるという気概も力もありませんが、先日の大徳寺のプチ紅葉夜景動画の切り出し写真です。(一部 仁和寺も)