天然の果実 オリーブ

農耕の歴史によると、米、小麦という主食の次に見つかったとされるオリーブオイル聖書を持ち出すこともありませんが、ランプになり、日焼けを防ぎ、戦士のケガを治し、クレオパトラなどの美を維持しと、まさに人間に生きるために必要なものは最初から与えられているということが解ります。

日本の古事記にも生食が身体に良いことが書かれていて、加熱することで出来る不純物の怖さを訴えていたようにも思えます。確かに加熱しなければ食中毒リスクがあがりますが、昔は新鮮なものをすぐに食べていたことを考えるとその問題は少なかったのではと面ます。

話を戻して。
様々な油は存在するものの、オリーブオイルだけは絞るだけの抽出する工程に加熱も化学処理も不要な油です。ちなみにエゴマ、亜麻仁油などは加熱すれば身体に悪い成分が出るためにナマで食べるべきだそうですが、オリーブオイルはナマはもちろん、加熱しても悪くなりにくく、育てるのも比較的簡単ということですごい植物だと思います。

ということで、オリーブオイル搾油の時期ですが、かごいっぱいに出来た喜びを感じています。赤や黒の実は油量が多いのですが、緑と比べると酸化しているため、鮮度は落ちます。といいつつ絞る手段に頭を悩ませています(笑)

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