1Kmで1ms以下の遅延か、全国どこでも1s程度の遅延か

今年9月初旬に業界NO1のファーウェイや、ZTEといった中国メーカーを締め出したアメリカに加えて、豪州5G通信網向け機器の調達を事実上禁止。超高速、超低遅延が売りの5Gの発展スピードが危ぶまれていますが、セキュリティーを守る?!ためには仕方ないのかもしれません。

おそらくきっと、5Gの到来で映像機器含めた映像サービス全般が2020年ごろから少しづつ、見たことのない体験を打ち出してくることは間違いありませんが、案外4GといわれるLTEでもかなりの可能性を垣間見ることが出来ます。

 

IP通信でも1s程度

所有するLTEの瞬間風速

本日も他県(光固定回線)と大阪(LTE)を接続し、YoutubeLiveなどの他社サーバを使わず、自力でEdiusやDavinchの編集画面を見せながら編集ポイントについて話をしていましたが、画質を上げても下げても、ほぼ1s程度の遅延で、少なくてもFHD画質に近い絵を共有しましたから、会うように話したいどころか、会っているより便利 を体感した次第です。H.265にしたら閲覧端末がハード再生できず、遅延は2sになったけれどデータ効率は半分になりました。

もっとも、復旧は早いものの、2時間の間で5,6回は接続が中断したので万全とはいえませんが、こちら1台の無線モバイルルーターを使っていること、画質UPのため転送レートの数字は攻めていたことを考えると、許容範囲内かと思っています。

 

無線で1ms以下の遅延

などと考えていたら、別で発見した5GHz帯を使った映像伝送の機材が1Km強で1ms以下の遅延、しかもFHD60P 4:2:2というから凄い時代になったと感じた次第です。たしか5Gもそれぐらいの遅延・・というか有線なら情報が劣化しそうなのに・・

Teradek社 Bolt 1905 Bolt LT 500 HDMI Wireless TX/RX

この機器にはいくつかのモデルがあって150m程度の伝送でよければ、20万円以下で送信機受信機のセットが使え、国内の電波法にも違反していないことを考えると、これはこれで神業だと感じるわけで、面白い時代になったと思えます。

全国どこでも1s程度の仕組みの方がノウハウを残したまま5G時代に移行し易いし、IP通信だけに応用が果てしないと思う。双方向がしたいならSKYPEなどの音声通話と併用すればイベント活用もできると思う次第です。

しかし150mの方は、USBでキャプチャーも出来てかつ、送信1:受信4で送れるようで、さらにはlogもあてて見られるので、監督、クライアント、キャプチャーなど様々な用途に活用できそうで、一長一短がありますねぇ。

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