テレビ生き残りには双方向性必須

新しい集いの確立?!

Youtubeの新機能として、録画データを予めアップし、時間が来ればライブ配信同様の扱いで稼働する仕組みが米国から一部スタートしているようです。

配信時間は録画データそのものの長さのようで、発信者が視聴者とのチャットに、より集中して加われることがメリットとされています。

ウェザーニュースの画面。スマホの画面も含めて情報満載のネット動画。にしても24時間のお天気情報にアクセスがあるという事実は面白い

利用許諾を読んでないので解りませんが、 ユーチューバーを束ねるUUUM(ウーム)などが、TV番組のように、タイムスケジュール化して局のようなものを仮想で作ることだってできそうです。あくまでもできるというだけで、閲覧者がつくにはむしろ、コンテンツが近いものの集合がいいでしょうね。しかもすべて双方向だから真の教育コンテンツになり得る。学校教育へもインパクトがありそうな破壊力?!

時代は配信者と閲覧者の交流真っ盛り、おもえばニコニコが築いてきた弾幕のコメントシステムが、少しエレガントになりつつ、ようやく前世界で認められるようになったのだと思います。世界の共通の趣味を持つ人が集う場所として。

 

双方向できるエリアに引きずり込まれる

ブランドが売れる何割かの理由は、お金はあっても時間もしくは、センスがない人が、センスを装うために買っていると考えています。同様に一方通行に近いTVでは、放送されるレベルだから正しいと思うけれど、ステマやヤラセが疑われる現在、うがった見方をする消費者が増えたように思えます。

ユーザとコミュニケーションとりながら進む番組

だからこそ、最新情報を知りたければ今や、結果の真偽が解らない広告がうざくなったGoogle検索よりも、ユーザの声が多いTwitterやFacebookなどのSNSをリアルタイム検索できる仕組みを使う人が増えているのでしょう。

ある種YoutubeLiveはSNSになり、ある意見が正しいか正しくないか、発信者が間違えている場合でも、誰かの突込みで、議論が深まる可能性もあります。ただし、数万人が見る規模になると、文字を読み切れなくなるからそこはもっと技術の発展を待つ必要がありそうです。

 

TVがネットにいけばいいだけ?

双方向あるとき、ないとき

そもそもTVの起点は国営放送を除いては、製造業などの社員が全国を飛び回ってセールスしていた苦労を、一瞬で気軽なものにしたCMなどが主になっています。悪く言うと、コンテンツはおまけ。役に立つとか、笑わせるとか、キレイ、かっこいいタレントを使って人を集め、CMを見せるための前座であります。

だからこそ真にユーザ満足にシフトできない理由は、規制があったり、技術がないということ以前に、CMのスキップ問題や、双方向でユーザが何を言うかのリスク、そして何よりも閲覧数がばれるため、安くたたかれるスポンサー料がネックになるでしょう。局側もスポンサー側も過去のノウハウが溜まっていない分、恐ろしくて大改革出来ないでしょう。

とはいえ、局が生中継をYoutubeLiveにするだけでよいのでアドバンテージはあるかもしれません。二次利用含めた著作権問題を克服する必要がありますが。ちなみにYahooなどにある日テレニュース動画は巻き戻しも早送りもできず、チャットもできない片方向

 

動画共有は次のステージに

企業が時代のニーズに合わせてスタートしたSNS活用は、マーケティング力を発揮する一方で、法人格としての話、つまり一個人のしゃべりでないお堅い話には誰も耳を貸さなくなってきたことを再認識させたのです。

ジャンプ前に絵も見られる

若い世代にリーチするには、すでにYoutubeは無視できないものになっていて、今は録画でのアップでSNSでYoutubeリンクするパターンが多いと思います。進んだ企業では最近出始めたVtuber(バーチャルユーチューバー)としてゆるキャラの次を担う独自キャラを作り始めた段階ですが、時はすでに、生に特化した体制づくりをしなければ他社にファンを奪われるリスクさえ感じます。

まぁ北海道の被災地に出向き、わざわざ立ち入り禁止区域に子供を立たせて記念写真を撮るような輩がいるようで、恐ろしく不快な人たちをどう考えるかですが、1個人の中でさえ、善も悪も中立も含めて変わることもあって、完全に100%で占めることはなく、やはり上手く運用でカバーするなど、走りながら考えるしかないのだと思います。

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