生中継と移動撮影は同時になってゆく

今日の2時からのApple 製品発表を、9時過ぎから事務作業をしながら、じっくり拝見しました。(Apple.comの録画)

iPhone5SEiPhoneX廃止され、Xの後継として有機ELを積んだ2台、1台はiPhone8の流れを組む液晶の1台といったところでしょうか。旧式も併売されるようで低コストニーズにも応える優等生な全方位網戦略が見て取れます。また、CANONやNIKONのお役所というか、お葬式のようなフルサイズミラーレス一眼発表会の後だけに、こちらは毎度、軽やかでセンスが良く、毎年9月にユーザの財布を緩めさせる技を見た次第です。

もっともハードそのものの進化というほどのものはなく、iPhoneよりもApple Watchの方に時間をたくさん割いていたように思えます。特に健康や緊急連絡といった人間を守る方のテーマに・・・・

個人的にiPhone5SEで満足している人間としては、10万も出して今更 スマホに求めるものはないと感じていますが、ひとつ興味深かったのは、演出面。冒頭のステディーカム?を使ったような移動撮影された映像が入ったこと。またその直後には、トップに女性がアイテムを届けるストーリー仕立てで、迫力あるランニングでスティーブジョブズシアター周辺の施設を、裏方含めてくまなく見せてくれたこと。

特に最初の映像は、イベント参加者達が移動していたので、録画ではなく、おそらくリアルの生配信だと思いますが、よりユーザの立場になれば、この演出はこれからの標準パターンになるだろうと思います。

固定されたカメラ群をスイッチする生中継に、移動撮影が入るだけで、リアル感と
勢いが出るから不思議です。

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