最新のCPU、GPU搭載ノートPCだけど バッテリー運用は遅い!

考えたら当たり前でした。

Core i7-8750H (2.2GHz-4.1GHz)のCPUにGeForce GTX 1070 GDDR5 8GBを積んだノートはさすがコア数が上がり、メモリも早くなったことと相まって、世代が変わったと思わされるシーンも多いですが、だからといってバッテリー状態でもパフォーマンスが高いかと問われると、というしかありません。

 

電力問題

まずは94.24Whのバッテリーを積んだとして、所詮、1時間に94W程度の出力量だから、電力消費量が多いGPUを搭載していればいるほど、一瞬で使い切るということになります。

それを証拠に、電源アダプターの仕様を見るとうちのは、180Wというから、アダプター

電源から外すと 1GHzを切ることも

が重く、大きいことは想像に難しくないし、GPUを駆使するゲームやビデオ編集ソフトを使えば、2時間持てば凄い方だと思うのです。

電源ケーブル接続するとまた復活する

現在の薄型ゲーミングPCが騒がれるきっかけは、放熱処理や熱対策をして基盤設計仕様に耐えられる反面、重く、大きいハンデを背負った過去のゲームノートPC筐体が、ゲームPCメーカーと、GPUメーカーのNVIDIAが作ったMax-Q Designによって、厚さ18mmの薄型ノートPCにGeForce GTX 1080を封じ込めるようにしたことがあります。

とはいえ、バッテリーは小型化が進んでいないから、中途半端になります。最新鋭のGPUは電力を食うのだから、電源アダプターだけで1Kg近いものが存在するように、持ち運びとしてモバイルできるわけもないのです。がしかし、PCなんだからそもそもゲームをしたりDavinchでGPUを使いこなすビデオ編集をしなければ、普段はメールを見たり、文章を書いてもいいわけなんです。

 

オフィスにゲーミングPC

3GHzも楽々

PCが売れにくくなっている今、狭額縁ディスプレイを搭載し、デザインも抑えめで、キーボードが打ちやすくCPUもコアが大幅に増えた、勢いのあるゲーミングPCをもって、いろんなオフィスのビジネスマンにメリットを享受させられるだろうと、売り先を増やそうとしているのは間違いありません。

そこで、メーカーによっては、電力を食うGPUを常時起動させるのではなく、使いたいときだけONにすれば、普段は1Kg以下ノートにも搭載されるCPU搭載のGPU、たとえばUHD Graphics 630を使えば省電力のため、10時間の稼働根拠になるということになります。

そこまでは良かったのですが、バッテリー状態ではGPUのフルスペックを引き出せず、レンダリングが遅いのです。100W未満の頃は電源の有無関係なしにフルスピードで動いてくれた経験があって、やはりバッテリー状態での映像編集は、Davinch Resolve15より、Ediusの方が快適というわけです。(笑)

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