今日のニュースで衝撃が走りました。なんとトランプが北朝鮮の核撤去費用もろもろを、韓国と日本に出させるとかいう話は、ロバートデニーロでなくてもTwitter外交しかできないトランプ(ジョーカー)だけにどうでもいい話ですが、今回はカメラマンの著作権話。
引用元
「RTで画像自動トリミング、著作者人格権侵害に当たる」 知財高裁判決、Twitterユーザーに衝撃
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/13/news109.html
概略(勝手に記事から抜粋、改変)
カメラマンが投稿した写真にRT、つまりリツイートが複数入ったようですが、カメラマンが著作権侵害を訴え、一審判決で無効とされた「RTは著作権を侵害しない」判決を覆して、知財高裁はリツイートした人物の著作権侵害を判決したのです。
問題の根深さは、ツイッター社の仕様で自動トリミングされたリツイート表示が、位置や大きさが変わっており、かつインライン表示のトリミングで署名が消え、同一性保持権と、氏名表示権を侵害したとすること、しかもその責任はTwitter社でなく、ユーザ側の問題になるということ。
実際にどんな写真が知りませんし、RTの内容も見ていないので何とも言えませんが、そもそもサムネイル含めて縮小されたりするのは、スマホの閲覧側事情で避けられないのに、これが最終判決になってしまうと恐ろしいですね。著作者であるカメラマンが写真を所有し、Twitter社も投稿されたオリジナルを所有しているのなら、同一性保証はできるし、そもそも今回も著作人格権の侵害が認められていないという点で、罪はないでしょう。
自分が撮ったようにするなど、よほどRTのやり方が気に入らなかったのでしょうか。目を休めるため白黒反転モードでネガのように見ている人間も罪になるかもしれませんね(笑)
そもそもそのリスク
は発信した段階で解っているでしょうし、どうしても守るならJpegにそういうデジタル信号を埋め込めばいいのにと思うのは、素行の良くない?ゲッティ―イメージ社の専売特許だからだめなのでしょうかね。
いずれにせよ、悪意なく拡散しようとしている人が罪に問われる仕組みができてしまうと、本来の趣旨、機能性が失われるのは間違いないので、なんとかTwitter側の仕組みで解決すべき問題だろうと思います。
本記事の写真はエセカメラマンが今日撮った写真です(笑)