大阪梅田駅前 雨
「しかし、日本の産業が、自由貿易による、外国製品との競争で敗北するような、根の浅いものであってはならないし、またいつまでも、国内産業保護政策に甘えていることは、産業人として、日本国民の皆様に申し訳ないと思います。
物資の窮迫した戦後の日本にアメリカ家庭電化製品が姿を見せ始めた頃、松下電器は、日本家庭のために、アメリカ製品に劣らぬ優秀品を、作らねばならぬ、と深く心に誓いました。
そして、力の全てを技術研究と、工場の建設設備、拡充に結集し、…
今、世界標準をはるかに抜いて、…貿易実現化の日に備えています。
平等な条件と機会を与えられ、世界製品と品質において、堂々と競い合う自由貿易！」
-昭和35年 松下電器 全国紙掲載広告
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経済界は期待と不安で揺れ動き、日本経済の打撃が恐れられていた時代に発された広告内の松下幸之助 の言葉。
北浜 証券取引所前
はたして今、ジャパン企業に、日本の消費者に、このスピリットが残り、伝わってるのだろうか、安きに流されてないか、自身を含め、おおいに見直さないといけないのかもしれない。
にしても、プロがプロを書く文献が、たった100円で手に入る紙離れ時代は有難いのだけれども…(^^)