色を触っても波状しにくいログ撮影

今更ですが、昔と比べて明るさや色温度を少々いじっても波状しないのがログ編集のすごいところですね。カメラLOWとは概念が違いますが、それでも生データに近い絵に色をつけるカラーグレーディングという作業は趣味としては楽しく思います。

とにかくカラーを触る行為は、人の感性部分に触れるため、クライアント含めて多くの判断者が介入するようなギャランティある仕事であれば、長尺になればなるほど、辛く厳しい作業になることは間違いありませんからあまり深く介入したくないですね。

が、とにかく趣味の場合は、自身がクライアントであるため勝手に実験できるから楽しいです。

 

シネマカメラ

ポケットに入る4kカメラということで、GH5と同じマイクロフォーサーズマウントのBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは魅力的ですね。真のデジタルフィルムカメラ・・・ってそそられます。REDなど数百万円するプロ機材をさらに下げつつ ログ撮影を当たり前にし、これからもクリエーターやプロダクションの底上げや差別化のために使われ続けると思います。

一方で比較的時間とコストに余裕ある広告や広報のジャンルのみで、合理性を求められる企業の基幹業務ではありえないと思います。

何せiPadで撮影されて社内マニュアルを作るところも増えているようですから、高いレンズとボディ、周辺機器で機材メーカーに投資しても回収できない恐れがあって、企業合理化の進捗度合を我々は本気で調べて、映像戦略を練る必要があると思うわけで、でも新しいことも知っておくべきで、面白くも難しい業界なんだと思い知らされた次第です。

昨日の造幣局の通り抜けの映像のNGシーンで構成してみました。(が色濃くいじりすぎたかもしれません。)

 

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