動画の定義が変わった ように思う

動いているイベントが進行する何かを動かす現象を捉えるというビデオカメラが担ってきた撮影というものは、確かに確立したような気がします。

しかし、改めてジンバルを触っていて感じるのは、相手が花のように静止したものであっても、こちらが動くことで動きが出来てくるということ。いろんな角度から見ることで、花の躍動感に、風や虫たちの外部環境が加わってなんとも生き生きしてくるから不思議です。

 

そういえばサクラ満開で人間のお花見欲求がMAXの今、人間の視点では、大きく見たいとか、香りを嗅ぐときのみ、近づき、そして静止しじっくり観ているのではないでしょうか。あとはポーズを撮って写真を待つ時ぐらいしか、静止することはないのではと思います。

つまり三脚を立ててビデオ撮影するというのは、たまには良くても一般的には自然のようで自然でないということになります。

 

動画の定義 が変わる?!

こちらも動く意味も含めて 新しい「動画の定義」が出来そうな気がします。

もっとも、視点が目まぐるしく動くのは、アニメのフラッシュ現象同様、生理的に違和感や疲れ、ひどい場合は、不快を通り越して めまいや吐き気に繋がることもあるため、よほど自然な人間の動きをシミュレーションする必要があると思います。

そういう意味でジンバル搭載レンズは、撮影側の立場からも広角がいいのですが、じんわり動けるのであれば標準レンズに近い50mm画角の方が自然かもしれないと思いつつ、練習しています。

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