人は破壊と創造のサイクルで進化する

新陳代謝というべきかもしれませんが、人間の細胞レベルでいうと、たとえば日々皮膚も古いものがはがれ落ち、新しいものが生まれるから風呂で垢が溜まります。どうでもいいことですが、風呂の汚れとされる水垢は、洗剤に含まれる界面活性剤と、皮膚の汚れが混じり、水蒸気で風呂内をめぐってできるとされます。だから薬のように、メーカーは嬉しくても、マッチポンプ状態。洗剤を使わなければ汚れない(飲まなければ依存しない薬)という逆説が存在しています。(笑)

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鍛えることで細胞が活性化する

話を戻して、多くの病気に対して最強の臓器「腸」でさえ、小腸の台所事情は、善玉、悪玉、日和見菌がひしめき合い、日々食べ物によって構成が変わるといいます。まさにに振れれば、病気に強くなり、に振れれば ちょっとしたことで風邪などの感染症に罹りやすくなり、長期化すれば癌、糖尿、循環器疾患、COPDといった生活習慣病になりやすくなります。

写真 2018-01-19 19 49 06血液も常に循環させることで、病原菌を発見し、駆逐する白血球など、日々発生する事象に対応するため構成を変えつつ、柔軟に変化をしていることが解ります。

脳もまったく同じであり、電気信号を走らせなければ神経が細くなり、電気を走らせる=いろんな事柄を考え、覚えることで、メッシュ状の記憶経路が出来て忘れにくくなります。掃除機、洗濯機が発達すればするほど脳には電気が流れず、結果、記憶障害やアルツハイマーなどに発展させてしまう恐れがあります。

写真 2018-01-19 10 57 07便利を目指して人類は頑張っているのですが、自分がそれを享受する側だけにいると、自ら退化してしまうことを意味します。便秘なら便秘薬、風邪ひけば風邪薬、寒ければヒートテック、近くてもタクシーといった便利ばかりに甘んじていると、売り手はよくてもいつかまだ若いのに自らの細胞を死に至らしめる、まさに体を退化させる行為になります。

コメをやめて肉を食べる歴史の浅い糖質ダイエットも同様。脂肪を減らし腹をへっこめたければ、自らの足で歩き、震わせながら前に進むことが簡単&無料で出来る自己防衛力なんだと確信しています。

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