HDDとSSDとその間

映像に関わるものにとって記録媒体というものは、撮影時のことだけでなく、保管の塩漬け期間含めて、いつまでも大きな関心ごとです。

GH5が進化し続け4K60PやHDR,4K 4:2:2 10bit、400Mbps ALL-Intra記録まで追っていくと、ますます高画質、高解像度、高レートは逃れられず、自然、ディスク占有量は膨大になる悩ましい問題があります。

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だからといって、容量とスピードだけを優先し、故障率や動画の肥やしで放置する無駄をしてると、大きなリスクを抱えることになります。いずれにせよ、現場現場でコストパフォーマンスが良いものを選んでいくことが秘訣だったりします。

何が正解かは、映像の中でもジャンルごとに分かれるとは思いますが、極力バックアップは撮影時だけで、終わったら潔く消すなどの運用ルールの整理が、肥やしを減らす最善法だと思っています。

個人的にはカメラ収録は64GBの高速SDカードに、最終置き場として3TBの3.5インチHDDを何個も購入し、また現場のバックアップにはポータブルのHDD、SDDを使うことがニーズにあっていると感じています。

何よりも無駄な絵を捨てるために、現場で残すものをお客様に確認する、つまりスイッチャーなんかで、ほぼ最終系を作り上げ、お客様確認を現場で行うことで、納期の超短縮と、ミス撮影を減らし、ディスク容量を減らす、何よりも無駄コストを軽減する秘訣だと感じています。(もちろんクライアント、ジャンルによってベストが異なる)

最近はSDD+HDDといったいいとこ取りの媒体も出ていますが、SSDが1台壊れてお陀仏になった経験があるので、残したり、現場で長時間ロケがあるような大事なシーンでSSDを使うことは極力避けています。

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