女はマルチ、男はシングル

あくまでも一般論ですが、タスク処理についてのものです。マニュアルなどの仕事の流れが固定された職場では活躍が見えにくいものの、女性のマルチタスクは家庭やコミュニティで真価を発揮するのではと思っています。

これは料理作りを考えてみると解りやすいのですが、出汁を取りながら、具材を計量＆包丁で切り、ごはんを炊きつつ、鍋の火を気にしつつ、それぞれの量にとりわけ、順番をきっちり整えて、温かい完成品がちょうど同時に出来上がるように仕上げていく。

現場では料理だけのはずがないので、さらには外からの電話対応や、子供の帰りを気にしつつ、雨が降ったら洗濯物を取り入れ、集金が来たら対応し、明日の準備に向かっていく・・・と、普通のシングルタスクの傾向が強い男では到底真似できない芸当であるといえます。

男は比較的おしゃべりが苦手

なのもそれに起因しているはずで、女性が長話出来る理由は、コンピュータのCPUに置き換えると解りやすく、一つのネタを話すCPUの裏で、もう一つのCPUが裏でネタ繋がりの先を見つけて、ここぞというところで別の話にスムーズに移っていく、これが繰り返され、気が付けば食べ物から、洋服、恋愛、旅行へと幅広く多岐に渡ってグルグル終わりのない旅路に行くのだと思います。

まるでAB型（私）同士の会話のように、本人たちには話は決して飛んでないのでしょう。はたから見るとハイパーリングで飛んでる感じだけれども。。。。（笑）

やはり原始時代

もっとも家庭や部族を守る役割があった女性だからこその技能であり、コミュニケーション能力が高い人が多いのも女性。一方で男が弱いところを見せると弱点を狙われ、領土を奪われるから、極力痛みを見せず高倉健さんばりに無口になるのは当然な動作なのでしょうね。

どちらかというと機能、性能、効率や合理性を考え、無駄を省きたい男、横並びのマトリクス表でマル、ペケをつけてマルが多いものを選ぶ。誰にも文句言わせない　という思考パターンに対して、感性と優しさで、男が捨てるものも拾ってフォローする母のような懐深い配慮ができる女性。