iPhoneXは13万以上するか....ペンも使えず画面も小さいこんなスマホなら、PCを買った方がましと思うのも当然!笑顔で握手しつつ、ハグしながら同調を示したいところですが、どうやらすでにMac Pro以上の性能を手にしてしまった可能性が高いようです。
たしかに省電力ノートPCがCore i系でもCPUが4コアがデフォルトの中、省電力コア混在とはいいながらも総数6コアをまとったスマホは、もう凄いとしかいえません。
しかも一般的なノートPCは10インチ以上のモニターを搭載しているため、広さに比例してグラフィックパワーで消費しますが、iPhoneXでたったの5.8インチですから、あまり余るパワーを持ちながらマルチタスクを酷使したくても小さい画面では、さらに余力を残していることになります。つまり宣伝的な言い方ですが、モンスターマシンがこの小さな手のひらに入っていることになります。
別にそれがどうした
と思えるのも確かですが、片手やタッチに最低されたiOSの上で映像系のビジネスアプリが最適化されてくることを考えると、よりスピーディーに高度なことができていく未来は容易に想像できます。
つまり、バッテリーの持ちが悪いゲーミングPCでは、とても効率の悪かったモバイル環境での映像編集が一気に進む可能性が出てくるということ。
確かに7世代目のインテルGPUは、HEVC(H.265)コーデックをネイティブサポートしていますが、同様にiPhoneXもサポート。恐ろしいことにFHDで240fpsだけでなく、UHD4Kで60fpsというGH5の領域にあっさりと突入していることを恐ろしさを感じます。
4Kといっても独自?
iPhoneで撮影した動画は、一眼レフで撮影した動画と同じに扱えない体験もしており(VBR?)、同様の独自施策があるとやっかいなのですが、全部同じなら扱いやすいということ。全国で動画素材を手っ取り早く集める場合は、スピードだけをみるとiPhoneユーザを探すだけで済む。LTE回線もあり、撮影&送付の手間も簡単。まさに効率が良いと思えるのです。
ということで、iPhone6sと同様のCPUが搭載されているというiPhoneSE内に入っていた動画ソフトiPhone clipsを触ってみました。
なんとほぼ撮影時間で映像が出来上がってしまいました。変則解像度ですが、押したら素材が次々と集まって、なんだか面白い。ここでは使ってませんが、自動文字おこしもソコソコの精度。キーボード処理を声に置き換え可能なら、もうタッチ最適化の未来は最強かもしれない・・・