動かない木々が動く...視点変えがリアルに

歩きながらのデジタル一眼レフ撮影で、ブレや乱れを考慮すればするほど、広角レンズを選ばざるを得なくなって、結果的にレンズの端に映る人は、異次元の人のように不自然に引き延ばされてしまいます。

しかし人間の目はズームしないとはいえ、相手に近づいていけます。だから写真の世界で35mm換算で50mmという距離感が親しまれるように、映像でもその距離感があっているシーンもあると思います。

三脚でビデオ撮影する場合は視点が固定されるのが当然でしたが、ジンバルによる撮影では、ステディーカムのそれと同様、被写体を中心として視点を変えることが可能になります。

桜などの立体感を伝えるには、視点移動は2眼を持つ人間の目にすれば、至極当然のことなのかもしれません。それ以上に植物の躍動感を感じます。

musicということで、数日前に大阪城で撮影していたHDMI経由で収録した中途半端&ボロボロな絵に(手振れ補正のない比較的よりのレンズを使用)無理やり音を入れて繋いでみました。

音を入れることでシーンは繋がりますが、鳥のさえずり、人々のにぎわいなど臨場感はなくなる。ただし露店などに電力を供給する機械音が露骨に入るので、難しいところです。

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