Youtuberは究極の伝達マン

最初から物事上手くいく人なんていない

だからこそ、何かを真似て、身につけて、独自の味が出せる守破離ステップが必要ですし、とにかく普段からの努力が必要、まさに人生は何歳になっても修行(しゅうぎょう)なのだと思います。

そういう点では、Youtuberは、少なくてもそれで食っていこうと決意し、日々動画づくりに明け暮れる。チャンネル登録を促し、悲しいコメントにも負けず、前に進む、みんな努力の人である。

しかも大学や会社など深く深く掘っていく研究者と比べて大きなアドバンテージがあります。それは常に第三者にさらされていることと、毎日アウトプットすることで、1年後、明らかに進化があるということ、登録者の皆さんとコミュニケーションすることで誤り指摘アドバイス新しいチャンス出会い一人では得られないノウハウが溜まっていくことが大きいと思います。

pic1

つまり何かを伝えるという行為は、大小や人数にかかわらず日常誰にでも発生しており、伝達能力が上がっていくことは、プラスに働くことが多いということ。

特にYoutuberの多くはネタ切れ防止の意味もあって、PCやギア、食べ物、ゲームなど様々なジャンルの製品をレビューをすることが多いですね。本人の意思や所属会社の仕事といった経路に関わらず、物事を端的に伝えるためには、時代の技術に明るく、短時間で詳しく情報を読み取って(インプット)、言葉にする(アウトプット)する必要があります。

pic2こう考えていくと、メーカーが自社商品をいいよとするPR用CMは最小限となり、従来はブロガーが担っていた領域をYoutuberが奪い取り、さらに案件を増やしながらシフトしていく間違いないと思います。さらには社内に自分にカメラを向けてペラペラしゃべれる人が少ない企業は、Youtuberが会社側にもぐりこんで中から商品をお客様にサポート分野などでダイレクトに伝えていくといった手法も考えられるでしょう。

ファンがバックにいるというのは強いステータスです。数字上の会員が100万人ともなってくると、テレビの視聴率1%と同等以上の超強力なメディアになっていますし、動画をアップしたらそれだけの人に向けて自動的にお知らせがいくというTVCNなんてくらべものにならないメッセージ力になります。
 とにもかくにも、他人からどう言われようが、Youtuberには究極の伝達力と、ファンを維持させるためのノウハウ強力に所有しており、修行時間に比例して能力が増強してくることは間違いないのだと思います。

だからクライアントと接する映像製作人こそ、特にディレクターやプロデューサーは、生き残りのためと、腕試しもあってYoutuberになった方がいいのかもしれません。(笑)

 

コメントを残す